世界遺産となり、今や世界的に有名な富士山。
その山頂に富士信仰のシンボルのような赤い鳥居があります。
そこにあるのは富士山本宮浅間大社(ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ)の奥宮。
つまり、富士山本宮浅間大社での参拝は、富士山頂で参拝すること。いやそれよりも大きなご利益をいただいてしまうかもしれません。(ただしいマナーで参拝しましょう。)
今回はそんなすごい富士山本宮浅間大社についてご紹介します。
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富士山本宮浅間大社とは?
静岡県富士宮市にある富士山本宮浅間大社は、東海道の中で一番社格の高い神社(駿河国一之宮)です。
富士山麓の富士山本宮浅間大社は、富士信仰の中心地であり、日本全国に存在する約1,300もの浅間神社の総本社と称されています。(そうです!ここが全国の浅間神社のはじまりってことです!)
富士山8合目以上は富士山本宮浅間大社の奥宮境内地で、約120万坪の広さに達していて、冨士山頂には「冨士山頂上淺間大社奥宮」と書かれた石碑があります。
富士山本宮浅間大社には本宮木花之佐久夜毘売命(コノハナノサクヤヒメノミコト)(別称:浅間大神(あさまのおおかみ))というたいへん美しい女神様が主祭神(メインの神様ですね)として祀られています。
また相殿神(支える神様ってことで)としてコノハナノサクヤヒメノミコトの夫である瓊々杵尊(ににぎのみこと)とコノハナノサクヤヒメノミコトの父親である大山祇神(おおやまづみのかみ)が祀られています。
富士山本宮浅間大社の言伝えによると
(ってこれがまた最近でもあるような男女の話です(笑))
コノハナノサクヤヒメノミコトは、夫のニニギに身ごもったことを伝えたが、一夜だけしか関係を持っていなかったニニギは「おおかたどこかの神様が父親だろう。」と自分が子どもの父親かどうか疑いました。(ひどい話ですよね)
これに対してコノハナノサクヤヒメノミコトは
「私の子どもの父親がこの国のどこかの神なら、やすやすと出産できるはずありません。 あなたのように立派な神様の子なら、無事に生まれるはずです。
と言い放ち、大きな産屋を作って土で塗りふさぎ、中に閉じこもり、子どもが生まれる間際に火を放ち、炎の中で無事3人の出産を終え、子どもの父親がニニギであることを、身をもって証明したとされています。(まさに神業ですね)
このすごい伝説によりコノハナノサクヤヒメノミコトは家庭円満・安産・子安・水徳の神とされ、火難消除・安産・航海・漁業・農業・機織等の守護神として全国的な崇敬を集めています。
また、富士山の大噴火もコノハナノサクヤヒメノミコトの水徳で静めさせたことにより、人々は平穏な日々が送れるようになったとされています。
富士山本宮浅間大社へのアクセス方法は?
公共交通機関利用の場合
○新幹線新富士駅からタクシーで14キロ程度(約30分)
○JR富士駅から身延線に乗り換え富士宮駅より徒歩約10分
この他、東京駅八重洲南口から高速バス(要予約 富士急静岡バス 0545-71-2495 JRバス関東 03-3275-0489 )が出ています。
富士宮駅経由のバスの名は「やきそばエクスプレス」、もちろんあのB級グルメ「富士宮焼きそば」にちなんで名づけられたそうです。
歩いてすぐの場所に富士宮ヤキソバが食べられるお店があります。
マイカー利用の場合
富士山本宮浅間大社の所在地は〒418-0067 静岡県富士宮市宮町1-1 です。
西富士バイパス経由の場合
西富士バイパス(東名ICから約20分、新東名ICから約15分)を出て、4つ目の信号「東高前」を左折、1つ目の信号を右折して直進すると右側前方に駐車場があります。
山梨県側から国道139号線経由の場合
信号「富士山」を右折、道なりに進みます。「宮町交番」を右折、バスは南正面の入り口より、普通車は直進して右側に大社駐車場の案内看板を右折後、案内看板に沿って進みます。
駐車料金:1時間200円、1日:1,500円、30分以内の出庫(祈祷者はすべて)無料。
駐車時間:午前5時~午後7時まで(出庫は24時間出来ます)
※正月3が日の期間中は、大変混雑するため、臨時駐車場の利用を勧められます。
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初詣の期間や時間は?
新年を告げる初太鼓が打ち鳴らされると同時に、境内一円でその時を待つ参拝者が、いっせいにお参りします。
浅間大社の参拝者の数は3が日で約34万人、(全国トップ明治神宮の10分の1程度、静岡県内で5位)新年の初祈願(良縁・子宝・安産・身体健全(無病息災・健康)・病気平癒・家内安全・開運招福・交通安全・海上安全(大漁満足)・登山安全・旅行安全・学業成就(合格)・厄除など)も1月1日午前0時から受け付けてます。
この他にも新年諸祭典として、氏子を代表する方々が参列され、氏子から選ばれた乙女が浦安の舞(うらやすのまい)を奉奏する氏子安全祈願祭や梯子乗りが行われる木遣り奉納など三が日には安泰や繁栄を祈る祭典や行事が行われます。
1月の通常の開門時間は午前6時となっていますが、三が日の開門時間については例外的ですので、詳細は社務所(電話0544-27-2002)に確認が必要です。
通常の開門時間です。
(11月~2月)午前6時~午後7時
(3月・10月)午前5時30分~午後7時30分
(4月~9月)午前5時~午後8時
おすすめのお守りは?
富士山本宮浅間大社には富士山みくじという折り紙のやっこさんに巫女さんの絵がプリントされている可愛いおみくじがあります。
そして、その中を開けると、ちいさな冨士山のストラップお守りが入っています。
片面が雪をかぶった富士山(赤色・黄色・水色など全5色)で、もう片面は白地に赤い文字で「富士山本宮浅間大社」としっかり記されています。
おみくじの結果がたとえ、たとえですよ!あんまりだったとしても、かわいい富士山が運気を上げてくれるにちがいありません!
富士山本宮浅間大社のパワースポットは?
富士山本宮浅間大社で一番のパワースポットといえば、やはり富士山の霊水が湧き出す「湧玉池」(わくたまいけ)です。
涌玉池は国の特別天然記念物で、長い年月をかけて富士山から湧き出たその水の透き通る美しさに心が洗われます。
池のご神水を祀っている「水や神社」がありますので、ご参拝して、富士山からの恵みのおいしい水をいただきましょう。
水汲み場がありますので、おいしいお水は持参した容器に入れて持ち帰ることができます。
持ち帰りの準備がなかった時はペットボトルでの販売もありますよ。
最後に
富士山本宮浅間大社は「富士山を信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産のひとつとして世界文化遺産に登録されています。
平成29年12月23日、静岡県富士山世界遺産センターが完成します。
世界遺産富士山の文化的価値を保存管理する情報発信・学術研究拠点となる静岡県富士山世界遺産センターは富士山せせらぎ広場(富士山本宮浅間大社の御鎮座1200年を記念し建設された広場でシンボルは高さ16mにも及ぶ大鳥居)に建設された逆さ富士を模った近代的なデザインの建物をもつ施設です。
古い歴史を持つ富士山本宮浅間大社とは対照的ですが、訪れることで、富士山を大切に思う気持ちは今も昔も変わらずにあることが実感できそうですね。
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開運・風水を実践しているmomoです。生活に風水を取り入れる前は運が悪かったんですが、簡単な風水を実践していくことで運気アップしています。